中田敦彦の読書術。
オリラジのあっちゃんこと中田敦彦の読書術がメンタリストDaiGoとのコラボ動画で紹介されていた。読書をする上で参考になると思うので簡単にまとめてみた。
①一回読んだだけでは分からないということを受け入れる。
まず1周目はさらっと読んで全体像を掴んだ上で、2周目に熟読する。1周目では飛ばし読みでも良い。
②本の全部をもらおうと思わない。
自分が面白いと思ったところだけ理解すればよく、全てを理解しようとしなくてよい。
③アウトプットする。
例えば本を読んでいる途中であったとしても、その本の印象や理解した部分だけでも友達に少し話してみる。
④強制力を使う。
中田の場合、3日に一度お客さんの前でプレゼンする必要があるため、そのプレッシャーが強制力となっている。
⑤背伸びをしない本選び。
まずは漫画やイラストが多めのものを選び、初めから背伸びして読みにくそうなものを選ばないこと。途中で挫折してしまうと、負け癖がついてしまう。
以上である。重要なことは「とにかく背伸びしないこと」になるのではないだろうか。本を読んで何かが少しでもが手に入ればラッキーという軽いスタンスで取り組むことが大切なのだろう。これは決して読書に対してだけ通じることではなく、全ての習慣に言えることではないだろうか。ハードルの高い習慣をいきなりつけようと思うと、3日坊主で挫折してしまうのが関の山である。まずはハードルの低い習慣をつけ、そして習慣に埋め込むことに成功してから、少しずつ強度を上げていくことが習慣を身につける上で大切である。例えば、スクワットを毎日20回するという習慣を付けたければ、まずは毎日1回するところから始めればよいのである。すると不思議と人間は1回では物足りずに5回、10回と増やしたくなるのである。そういえば以前に同じような記事を書いたので参照されたい。ちなみに私はこのようにして、このブログの毎日更新や筋トレなどの習慣化に成功した。
その他にも、あっちゃんはこんなことも言っていた。
時間内にやれたものが自分の実力。(オリラジ 中田敦彦)
当然といえば当然のことである。なぜなら人間は限られた時間の中でしか生きられないのだから。しかし、我々はどうしてもこの事実を忘れがちで、完璧を求めてしまうときがある。不完全である人間が完全になどなれるはずもないのだ。このように今後も謙虚な姿勢で読書に励みたいと思う。