daikosh's blog

1日1アウトプット

広く浅く。

 

「半年で序文の4ページ」

これはある先輩が、哲学書を原著で読むという大学の講義で半年かけて進んだ量である。本の難易度や教授にもよるだろうが、原著の哲学書を精読することがいかに骨の折れることであるかが容易に伺える。この話を聞き、やはり私は中途半端でもいいから様々な思想に触れたいと感じた。原著を読む大切さというのはもちろん理解できるのだが、私はそれよりもこれまでの世界の知人がどのような思想を生み出したのかを網羅的に理解したい。

人生は有限である。従って「狭く深く」か「広く浅く」のどちらかを選ぶ必要があある。この考え方は完全にジェネラリストである。最近では、ジェネラリストよりもスペシャリストの方が良いとされている風潮があるが、どうも私の性分には合わないようだ。「広く浅く」のメリットを一つ思いついたので言っておくと、「深い」人に出会った時に、全く知らない「狭い」人に比べると、話が理解できるだろう。そして、その時に「深く」すればいいのではないだろうか。といっても、初めから「狭く深い人にはかなわないので、結局はその深さも相対的には浅いのかも知れないが。まあいずれにせよ、私の好みは「広く浅く」であるという話だ。以前にも「井の中の蛙大海を知らず」という言葉を用いてジェネラリストとスペシャリストについて少し意見を述べたが、今回の記事においてもどちらかが優れているといった話をしているわけではない。みんなちがってみんないい。

 

daikosh.hatenablog.com