daikosh's blog

1日1アウトプット

時効警察の展覧会に行ってきました。

 

時効警察とはつい最近まで放送されていたオダギリジョー主演の刑事ドラマであり、時効になった事件を趣味で捜査する時効管理課の警官・霧山修一朗(オダギリジョー)の話である。ちなみに、今回放送されていたのは第3段であり前作から12年経つ。前作と全前作はAmazon Primeで見れるのでぜひご覧いただきたい。古畑任三郎と同様に、視聴者には序盤から犯人が分かるようになっており、その手口や嘘をついている犯人と霧山との掛け合いを楽しむような構成となっている。古畑任三郎と違う点は、その空気感である。古畑任三郎はフィクションといえども、現実に起こってもまあ許せるレベルであるが、時効警察の場合はあり得ないことが頻繁に起こる。例えば、カットが変わると急にヤドカリやザリガニが時効管理課の警官の体の上に出現したり、メガネの縁を貼りのように尖らせた凶器を投げて使用して殺人した犯人がいたり、カットが変わるたびに髪型が変わる男がいたり、、、オトナの悪ふざけといった感じである。それがシュールで面白い。シュールと言えばシュールレアリスムであるが、本来のシュールレアリスムとまでは行かない程度の軽いシュールレアリスムといったような感じである。ぶっ飛んではいないが現実を確実に超えており、「こんなことが起こったら面白いだろうな」といった現象をドラマで実現している。

 

というわけで、その時効警察の展示会が心斎橋でやっていたので先週行ってきた。実際にドラマで使用された小道具や、時効管理課のデスクが再現されていた。時効スタンプのステッカーと事件名の書かれたA4紙が貰えた。展示場には時効スタンプが設置されており、自分でその事件名の上に押せるようになっていた。もちろんグッズも販売されており、私は「I WON'T TELL ANYONE」Tシャツを購入してしまった。12/29までやっているようなので、ご興味ある方は是非。以上、報告でした。

 

www.jikouexhibition.com

 

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