daikosh's blog

1日1アウトプット

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

井の中の蛙大海を知らず。

「井の中の蛙大海を知らず。」という故事成語についてふと考えていた。説明するまでもないが、井戸の中にいる蛙は井戸の中の世界がすべてだと思っていて、その外に大きな海が存在していることを知らないということだ。視野や見識が狭い人に対して使われる言…

俺か、俺以外か。

先日テレビで現代ホスト界の帝王・ROLANDを見かけた。前から彼の存在は知っていたのだが、想像以上に彼の話は面白かった。そして、昨日kindle unlimitedに彼の本があったので、読んでみることにした。非常に読みやすくスラスラと1時間程度で読み終えること…

リーンゲインズについて。

前回のメディアリテラシーについての記事で、DaiGoの論文誤読について書いた。そこで、私もDaiGoからの受け売りで実行している習慣がいくつかあるので、これから虱潰しのようにそれらのエビデンスを自ら探していこうと思いたった。まず初めにかれこれ1年ほど…

メディアリテラシーについて。

以前にメンタリストDaiGoの動画に触れながら記事を書いたが、そのDaiGoの動画全般に対して批判しているある弱小Youtuberを見つけた。その名は「えらいてんちょー」。通称「えらてん」。最近は特にDaiGoに対して煽り口調で挑発的な動画を何本も出している。と…

お茶会に参加して。

今日は人生で初めてお茶会に参加してきた。いとこの一人が大学の茶道部に入っているのだ。茶道の作法については簡単に知ってはいたが、実際にその雰囲気を味わうとなんだかとても滑稽に感じてしまい、色々と考えを巡らせてしまったのでその話をしたいと思う…

哲学ブームの意味するところ。

今日の日経新聞に、中国の決済が顔認証が主流になったという記事があった。中国が超監視社会に成りつつあるのだ。以前に『正義の教室』の説明で少し話したが、これはまさにベンサムの設計した監獄・パノプティコンに着々と近づいていっているように思える。…

知らないということ。

今日テレビで通信販売の宣伝を見かけたのだが、この類のものを見るたびに思うことがある。それはどうしてこんなものを買う人がいるのかということである。もちろん電話一本で家に品物が届き、お得な買い物ができるということはよく分かる。しかし少し考えれ…

あなたの心はどこにありますか?

以前に国語脳と数学脳という話をしたが、それに似通った動画を今日見たので紹介したいと思う。それはメンタリストDaigoが簡単にできる心理テストを紹介している動画である。ではいきなりだが実際にそのテストをやってみよう。次の質問に直感で答えてみてほし…

理性と本能。

「人間と動物の違いは、理性の有無である。」 これに似たようなことは誰しも耳にしたことがあるだろう。動物は本能に従って生きており、それに対して人間は理性に従って生きている。しかし、実際のところ人間という生き物は中途半端であり動物でもある。従っ…

那智の滝で聞いた小話。

和歌山県にある世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に行ってきた。あの熊野古道、熊野本宮大社や那智の滝がそれに含まれる。今日はそこでガイドさんから聞いた小話をお届けしようと思う。 あるカップルが那智の滝にお参りに来たそうだ。その日がちょうど彼…

『仕事は楽しいかね?』を読んで。

デイル・ドーテン著『仕事は楽しいかね?』を読んだ。私はまだ仕事にちゃんと就いたことが無いのだが、昔読んだことのあるサンタクロースの絵本のような表紙に惹かれたため読んでしまった。これは自己啓発本の部類に入るものだと思う。仕事に対する考え方、…

あべのハルカスとエッフェル塔

たまにはしょうもない投稿も。 今日はあべのハルカスに家族で行き、最上階の展望台まで昇った。あべのハルカスといえば、現在は日本で最も高いビルである。その高さは300mであった。(ちなみに東京駅前にさらに高いビルを2027年までに建てるそうだ。また、世…

数学脳と国語脳。

ホリエモンがどんなプレゼンが駄目であるかについて語っている記事を読んだ。先日、同じように学会での基調講演でのプレゼンについて投稿をしたばっかりだが、ホリエモンがどのように言っているのか簡単にまとめたいと思う。 r25.jp 彼は駄目な要素を3つに分…

橋下徹が高学歴ニートに授業をしているのを観て。

先日、ちらっとテレビを見ると橋下徹が高学歴ニートに対して授業をしていた。後半を少し観ただけなので間違っているかもしれないが、彼のメッセージは「35歳までに『燃焼』できる場所を見つけて、死ぬ時に良い人生だったと思えるように『完全燃焼』しなさい…

毎日投稿1ヶ月達成。

毎日投稿を始めて今日でちょうど1ヶ月。案外続けられるものだなぁと自分でも少し感心している。さて、今日は毎日投稿をどのようにして続けられたかを少し紹介してみる。誰のためにもならないことは重々承知であるがお付き合いいただけると幸いである。 まず…

「心の矢印」について。

今日、研究室で後輩がスマホを無くした。スマホケースには学生証、免許証なども入っていたようでかなり焦っていた。研究室で最後に触ったという本人の主張があったため、研究室内を1時間ほど探したそうだが見つからなかった。(私が研究室に来るまでの話であ…

自動運転車とトロッコ問題。

「トロッコ問題」を取り上げた自動運転車の倫理的な問題に関する記事を読んだのでそれについて。 newspicks.com 「トロッコ問題」については、『正義の教室』シリーズで話したので詳細は割愛する。要は「何もしないで5人を轢き殺すか、レバーを引いて1人を轢…

プレゼンの悪い例。

先週の2日間は学会で愛知にいた。1日目のポスターセッションに参加し、2日目は基調講演を2件聴いたのだが、その講演の1件がなかなかにひどかったので反面教師として今日は取り上げたいと思う。 1件目は大学教授が大学と企業における「研究」の違いについてお…

釈迦の悟りとは。ー釈迦と科学3ー

前回は「空」と「縁起」について説明したが、両者の考え方をまとめると以下のようになる。 釈迦の教えとは「自と他に差はない」と知ることなのです。それが悟りの境地です。自と他は同じものだから。(『お釈迦様の脳科学』より) 注意してほしいのがここで…

仏教の悟りとは。ー釈迦と科学2ー

前回の記事では「空」について説明した。「縁起」の話をする前にもう少しだけ補足しておきたいと思う。 「空」とは最も抽象度が高いものであると同時に、最も情報量が少ないものであるという話であった。前回話した超ひも理論と「空」の世界観の理解を深める…

仏教の悟りとは。ー釈迦と科学1ー

さあついにやってきた。最新の科学が解き明かした世界と釈迦の説いた悟りの世界が重なり合う。正直言うと、今までの仏教の歴史の紹介は今回の内容を語るための前座にしか過ぎない。それでは認知科学者の苫米地氏著『お釈迦様の脳科学』を参考に、仏教の悟り…

仏教の悟りとは。ー誤った仏教の教えの危険性ー

個人的な話だが、今日は学会に出ており、あまりまとまった時間がとれなかったため軽い記事を書きたいと思う。前回までで、ざっと仏教が日本に伝来するまでの流れを紹介した。今回は誤った仏教の教えと、それらの危険性について話したいと思う。具体的にいう…

仏教の悟りとは。ー日本の仏教ー

さて、前回は龍樹を中心とした大乗仏教について話したが、その後のインドでは、仏教はヒンドゥー教に飲み込まれてしまう。しかし、仏教は東へと移動し、中国を通って日本に到来するのであった。『最強の哲学入門 東洋の哲人たち』には中国で花開いた東洋哲学…

仏教の悟りとは。ー空の哲学ー

今回は大乗仏教の中心人物である龍樹(ナーガールジュナ)の教えについて話したいと思う。彼は釈迦の教えを『般若経』と『中論』にまとめた。『般若経』はあの有名なお経『般若心経』の元となったものである。では、彼は一体何を説いたのか。「空の哲学」で…

仏教の悟りとは。ー釈迦ー

今回は仏教の創始者である釈迦について話したいと思う。 彼はある国の王子であり、非常に裕福な生活を送っていた。しかしある日、家の西門から外を見ると、死人が倒れていたのを目撃する。同様に、東門の外には老人、南門の外には病人を見つける。彼はそれら…

仏教の悟りとは。ー梵我一如ー

最近、仏教の悟りについて理解を深めることができた。そこで、このブログで私が理解したことをまとめたいと思う。まずは、仏教の大きな流れを説明することから初めたいと思う。そのために、またまた飲茶氏の本を使わせていただく。『史上最強の哲学入門 東洋…

日本人の宗教観。

日本人はなぜ無宗教だと言われているのか。神道と仏教はなぜ神仏習合という形をとれたのか。日本の宗教に関するこのような類の疑問は以前から感じていたが、先日読んだ『日本の宗教 本当は何がすごいのか』によって少し理解できた気がする。今回は、この本で…

一流の人間とは。

またまたAmazonプライムビデオでドラマを全話見てしまった。今回見たのは『花村大介』という作品だ。主人公は、ユースケサンタマリア演じる正義感あふれるおっちょこちょいな弁護士、花村大介。ひょんなことから、利益重視の大手の法律事務所に中途入社した…

記事のストックが欲しい。

とても眠いし、時間がないので今日の記事は手抜きで。毎日ブログ更新を始めて、いつのまにか2週間が過ぎていた。始める前と後とで変わったことは大きく2点。アンテナの感度が良くなったことと文章を書くことに慣れたこと。 毎日なにかしらの記事を書くため…

リベラルアーツについて。

昨日は10月1日。内定式があった。同期は全体で120人。話しても話しても新キャラが出現するので、名前を覚えるのは諦め、とりあえず顔見知りを増産することに努力した。内定式と言いつつも、偉いさんのご挨拶だけではなく、日経新聞の新聞の読み方講座やTOEIC…