daikosh's blog

1日1アウトプット

マイナポイント。キャッシュレス戦国時代のダークホース?

 

いきなりだが、マイナポイントをご存知だろうか。何を隠そう私も先週にマイナポイントに関する記事を読むまでは全く知らなかった。マイナポイントとは、マイナンバーカードに付属されるポイントで、2020年9月から利用開始される予定である。利用開始の2020年9月から2021年3月までの7カ月間はポイント還元率がなんと25%!つまり、マイナポイントで10000円の買い物をすると2500円返ってくるのである。(ただし、上限は5000円程度とされているため、100000円の買い物をしても5000円しか返ってこない可能性があるので注意。)衝撃的な還元率ではないだろうか。マイナンバーカード普及とキャッシュレス社会への促進に政府がいかに力を入れているかが伺える。

キャッシュレス戦国時代と呼ばれている今の時代に、政府からの刺客として新たなダークホースが現れたわけである。しかし、破格の還元率と言えどもマイナポイントの普及はスムーズにはいかないと予想する。第一にマイナンバーカードを持っている人が圧倒的に少ない。現在の普及率はたったの14.4%(2019年11月1日現在、総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカードより)である。25%という還元率に釣られて一体どれほどの人がカードを申請するかが鍵となる。そして、なによりマイナンバーカードには戸籍や銀行口座など、プライバシーレベルの高い情報が多く含まれている。従って、カードを買い物に使うのに抵抗がある人が少なからずいるだろう。ちなみに、私は既に発行している上、25%の還元率の恩恵を受けたいと思っているたちの人間である。

果たしてこの戦いを勝ち抜くのは一体どのサービスなのだろうか。利用者である私達は俯瞰でその戦いを見届けながら、うまく利用するべきなのだろう。

 

mynumbercard.point.soumu.go.jp