daikosh's blog

1日1アウトプット

古代ローマ式入浴法について。

 

昨日に引き続き、DaiGoからの受け売りで私がやっている習慣の論文を紹介したいと思う。今回は「古代ローマ式入浴法」だ。これはお風呂から出る前にシャワーで水を30秒程浴びると、免疫力が増進して風邪がひきにくくなったり、新陳代謝が上がり脂肪が燃焼されやすくなるという健康法である。私もDaiGoの影響で様々な習慣を始めたが、この「古代ローマ式入浴法」は、一番手軽で効果が出ていると感じている。もちろんプラシーボ効果も少なからず入っているのかもしれないが、風邪をひかなくなったり、手足の冷えがなくなったりした。(筋トレやリーンゲインズ、コーヒーナップなどの習慣も同じ時期に始めたため、それらが総合的に効いている可能性が高い。)

 

論文①

www.ncbi.nlm.nih.gov

A routine (hot-to-) cold shower resulted in a statistical reduction of self-reported sickness absence but not illness days in adults without severe comorbidity.

冷たいシャワーを浴びることを習慣化させることで、病気による欠勤が減少したようだ。ちなみに、被験者に30秒、60秒、90秒浴びるグループをそれぞれ作ったようだが、特に差が出なかったようだ。従って、30秒程で十分だと考えることができる。

 

論文②

www.ncbi.nlm.nih.gov

Practical testing by a statistically insignificant number of people, who did not have sufficient symptoms to be diagnosed with depression, showed that the cold hydrotherapy can relieve depressive symptoms rather effectively.

The therapy was also found to have a significant analgesic effect and it does not appear to have noticeable side effects or cause dependence. In conclusion, wider and more rigorous studies would be needed to test the validity of the hypothesis.

冷たいシャワーを浴びることで、うつ病になりにくくなるそうだ。しかし、その因果関係は未だ分かっていないようだ。

 

論文③

www.medicalnewstoday.com

これは論文ではなく、冷たいシャワーの効果をまとめている医学ニュースの記事である。論文①、②も引用されており、うまくまとまっているので詳しく知りたい人はチェックしてほしい。

 

今回は、冷たいシャワーを良しとするサイトはたくさん見つかったが、正式な論文はあまり見つけることが出来なかった。またそれらのサイトのほとんどは今回紹介した論文①、②を参考文献としていることが多かった。このことから、「古代ローマ式入浴法」は、効果があるという結果が得られている実験がいくつかあるといった程度で、これまでに紹介したリーンゲインズやコーヒーナップよりかは信用度が低いのかもしれない。最後に、元から免疫力が低い人や心臓病などを抱えている人などは血圧や体温が急激に変化するため推奨されていないので、この習慣を始める方は十分注意していただきたいと思う。