daikosh's blog

1日1アウトプット

1万人の第九の練習にて。

 

今日は一万人の第九の練習があった。そう、あの佐渡裕指揮のサントリー一万人の第九に当選したのだ。(残念ながら、本番当日は学会でインドにいるので出演できないのだが、、、またいつか第九を歌う日が来るかもしれないし単純に楽しいので、練習には参加している。)今日の記事はその練習で起こった出来事について書きたいと思う。

今日は全体の写真撮影日だったためか、いつもより人数が多く、練習にあまり来ていない人たちも来ていたように思う。そんな中、少し言い難いが明らかに音痴な人がいたのだ。音程やリズムが悪いとかそういう次元ではなく、もう手に負えなそうなレベルの音痴だった。よくあることなのかもしれないが、本人は全く気づいていないようで、堂々と音痴なまま歌っていた。周りの人はみなキョロキョロとその人を何度も観ていた。当たり前だが、先生は次々と進行していかなければいけないため、「周りの音をしっかり聞いて合わせてくださいね。」とその人を名指しすることもなく全体に言い、心地よく練習を進めていった。

 

さて、ここで私は「これは非常に難しい問題だなあ」と思ったわけである。これは何も音楽に限った話ではないと思う。なにかを複数人のチームで行うとき、その中に明らかに異色な、(誤解を恐れずに言うと足手まといな)人がいたときにどう対処するかという問題である。解決策は大きく2つあると思う:その人を排除する、もしくはその人を助ける。今回のケースでは企画の趣旨からして、後者が妥当な策なのだろうが、社会では前者が多いのではないだろうか。まだ社会経験が一切ないのでなんとも言えないが、排除されないように努力していく必要があるのかなあと思ったのであった。

 

なかなか思っていることがうまく整理できなかったが、とりあえず二日目終了。