daikosh's blog

1日1アウトプット

100分で名著。

 

なかなかいい記事が思いつかなかったので、今日は報告だけ。

 

最近、「100分で名著」というNHK番組をYoutubeで見ることにハマっている。4週(4✕25分)に渡って1冊の本について専門家がわかりやすく解説するという番組である。その本についてだけではなく、時代背景や周辺知識なども解説してくれるので非常に勉強になる。しかもYoutubeでは2倍速での再生が可能なので、1時間弱で大枠が掴めるのである。実際にはノートをとったり、巻き戻したりしているので1時間は超えているが、読むのに何日もかかる本を2時間足らずで把握できてしまうのでコスパが良すぎる。もちろん本を読むことにコスパを求めてはないけないのかもしれないが、以前にもサラタメさんのチャンネルを紹介したときに話したように「試食」としてはもってこいである。

 

daikosh.hatenablog.com

daikosh.hatenablog.com

 

ここ1週間ほどで『ブッダ 最後の旅路』、『法華経』、『般若心経』、『実存主義とは何か』(サルトル)、『野生の思考』(レヴィ・ストロース)をとりあえず見切った。引き続き、『大衆の反逆』(オルテガ)、『戦争論』(カイヨワ)、『ツァラトゥストラ』(ニーチェ)、『饗宴』(プラトン)などを見ていこうと思っている。

 

ところで、西洋哲学を勉強していると偉大な哲学者の中にいかにフランス人が多いかがよく分かる。上述の中でも、サルトルレヴィ・ストロース、カイヨワはフランス人である。その他にも、フーコーデリダレヴィナスなど、20世紀を代表する哲学者の多くはフランス人である。これはフランス人が理屈をごねることが好きであることがよく分かる事例の一つではないだろうか。(褒め言葉)

フランス語がある程度分かる身としては、原典をそのままフランス語で読みたいところだが、日本語でも難解な哲学書となると道のりはなかなか険しそうである。。。定年後の楽しみにでもしようと思う。(定年という概念が35年後あればの話ではあるが。)