daikosh's blog

1日1アウトプット

毛筆。音楽。

 

最近、毛筆にハマっている。というより毛筆を新しい趣味にしたと言った方が正しい。きっかけは、年始に書き初めをしたことである。 

 

上の記事では、毛筆に集中することで悟りの境地に近づくのではないかといったような話をしたわけだが、今回書きたいのは毛筆と音楽との共通点についてである。

これは、ある音楽を聴きながらその歌詞を口ずさんでいる時に気づいたのだ。その音楽は英語の歌詞で、"night"の"t"の発音が音の最後に入っていたのだが、この瞬間に毛筆のハネが想起されたのだ。そこで、毛筆と音楽には共通点があるのではないかという考えが生まれたのである。音の処理と筆跡の処理。上の歌詞で感じたのはハネであったが、その他にも例えば減衰していくような音を毛筆で表すと、力をすっと抜いて書くようなものであろう。筆おろしと音の出だしにも同じようなことが言える。管楽器で言うと、タンギングの仕方がまさに筆おろしの点の書き方であろう。また、音の保ち方は筆の運びに共通していると言える。

つまり、音を出す上で注意しなければいけない所と、字を書く上での注意点がかぶるということになる。おそらくこのように共通点は他の芸術やスポーツなどでも見つけることができるだろうが、とりあえず自分の脳内で音楽と毛筆がびびっと繋がったので、記しておいたまでである。